乾漆酒器

作家さんの紹介, 未分類

(かんしつしゅき)

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技法など
原型に和紙と麻布を漆で貼り重ねて形を作る乾漆という技法で制作しています。
漆というと木の器が主流ですが、乾漆の器は木よりも軽くて丈夫であり、

自由な形を作る事ができるという特徴を持っています。

 

「たゆたうあかり」

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たゆたう月あかり」螺鈿という貝を貼る技法を用いて、

青色がきれいな玉虫貝を使い水面に映る月をイメージした器です。

 

「かくかくぐい呑み」

かくかくのぐい呑み」様々な方向から形を楽しめるようにしていて、

(飲み口の角度により日本酒の印象も変わります)

和紙の感じを残した塗り方にしています。

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北広島の若き漆作家さんと初めてお会いしたのが、

10年前

彩蔵のカウンタースペース『楽蔵』で

初々しい目がクリッと可愛い中学生でした。

そんな彼女も大学、大学院とで漆の勉強をされ

このたび4月から

漆の本場金沢卯辰山工芸工房で更なる高みを目指されるとの事。

 

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今から約一年前

『彩蔵をイメージして漆の酒器を作っていただけますか?』

のお願いの形が今回出逢えました

“たゆたう月あかり”

作家さんの思いを胸に

今日は、彩蔵の縁側で一人花見酒。

北広島町の漆作家【田中若葉】さんの門出に

乾杯。

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